いよいよGWです!
先ずはこの週末。今年はいいのか悪いのか…
仕事が土曜休みになったので人並みに3連休になります!
飛び石ではありません!
で、この土曜休みを手に入れる為に今週はずっと
残業してたのですが、
その間、もちろんおピアノは弱音ペダルでした。
弱音でしか練習出来ないうちに…と
インベンション5番のボソボソ練習をしてたので
大分両手が動く様になってきました。
昨日は少し帰りが早かったのでちょっと音出してみたのですが、
そしたら!
おピアノの鍵盤が小さく
キチッ
ピキッと音を立てるんです。
なんか、ナマって固まった筋が切れるみたいな微細な音。
で、どの鍵盤も最初の一回目の打鍵時になるだけであとは
特に問題無し。
本当にナマってる筋が切れてるのでしょうか?
例えてみれば、ずっと立ちつくしてて、ふと膝を曲げたら
固まっててペキッて関節が鳴った、のに似ています。
なんだろう。老朽化かなあ?
そろそろグランドかなあ??(違)それはそうと、インベンションをやってて
いつも解らないのは
「スラーの付いてない部分の弾き方」です。
私の使ってる本は、数十年前の春秋社なのですが、
スラーとスタッカートがタマに付いてる所はあるけど
ほとんど何も付いてないです。
さて、スラーが付いてる所があって、
その部分は付いてない、のならスラーではないんでしょうね。
ただ、「スラーの付いてない部分」は概ね早弾きの部分だったり
するので、未熟者としてはスラーで、もとい、そこになんらかの
技を効かせて弾く事が出来ないので
結果、「未熟なスラー」ということになっちゃうわけなんですが…
センセイに質問すると、
「好きに弾いていい」そうです。
バロック系は、今で言うジャズみたいな即興的要素が多くて
「こう弾く」と決まってて演奏者が常に同じ弾き方を
するのではなく、
その時の感じや気分で表現方法が変わる事が楽しみの一つだったんだとか?
あれ?違ったっけ?
だったら「全部スラー」もアリなのでは?と思うのですが、
どうも、全部スラーは支持率が低いっぽい。
多分聴いてて単調で飽きてくるのでしょうか?
そういえば以前某御仁がある曲のある部分に付いて
「ここをレガートで弾くとさあ、ありがちでつまんないじゃん」と
宣うておられました。
この辺がヒントのひとつかも。
ちなみにグールドはそう言う所はほとんど全部をブツ切れで
弾く事が多いようですが、これもそもそも支持率が低い弾き方だった
らしく、グールドの弾き方は特異だと称されてるようです。
さて、肝心の私の弾き方ですが、
今までは、「こう弾きたい」という意思ではなく
「コレしか出来ない」という理由で
全てをレガートもどき、で弾いていたのですが、
コレだと多分あまり芳しくないでしょう。
じゃあ、どうしようか‥
何処をのばして何処を切るか‥

「常にこう弾く!と決めるんじゃなくて、今はこう弾く!と決めればいいだけよ。
どう弾くかはその時その時で表現が変わってもいいのよ」

「いろいろ試してみてこの曲はコレが一番カッコイイなと思えばそれにすれば」
さてさて、そうなんですよ。
それはそうなんですが、何故そうしなかったか…
インベンションは両手ともに主役がころころ変わります。
右手メロディー、左手和音、ていうカタチじゃない。
これがくせ者で、
そうそう器用に左手が動くかあ!!な所を、何度も練習してナントカ
両手で輪唱だのなんだのができるように持って行ってるので
最初レガートで練習してしまったものが
そうそう器用にいろんなカタチに変えられるもんでは無ーい!
そうそう簡単にいろいろ試せ無ーい!
そう、最初に練習しちゃった弾き方オンリーで固まってしまうんですよ。
それ以外は手が動かない。
今までは。
ええ!今までは!!!昨日ちょこっと練習してたとき
あ、ちなみに今回はグールド方式(ほぼブツ切り)で練習しようと思ってて挫折、
全てレガートにて練習しておりました。
が、なんとなく挫折したグールド方式を試してみた。
そしたら!
なんかちょっとですが手が反応したんです!
レガートの部分をブツ切れに出来る。
ついでに頭だけちょっとのばしーとかも対応出来る!
もちろん一発ですぐ弾ける訳ではないですが
でも今まで見たいに違う事しようとすると手が鍵盤から離れなくて
言う事聞かない、なんて事にはなりません。
しかも不思議な事に左手の方が反応が良かったです。
右手は一旦レガートにしてしまった所を切るのはちょっと大変でした。
多分普段からメロディー慣れしてしまってるんでしょうね。
とにかく、これは自分的に進歩です。
これからはその時に応じて「こう弾こう!」を変えてもいい、変えれる。
という可能性に
身を震わせつつ‥‥
さ、とりあえず園芸やろ~~
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